地域循環研究所 ともに学び、ともに築く。子ども地域監査プログラム
地域循環研究所 ともに学び、ともに築く。子ども地域監査プログラム





「子ども地域監査プログラム」とは、省エネ授業プログラムの強化ツールとして位置づけられた、学校教育を起点とする自治体向け教育プログラムである。このプログラムは学校教育における「環境カウンセラー」の育成を基礎とし、地域レベルで温暖化対策を持続的に展開するために行政、企業、住民の各主体を連携させ、相互にチェックし、発展させる仕組みとなっている。学校は小中学生を「環境カウンセラー」に育成し、監査の技術を身につけた子どもたちは家庭や地域の 企業を監査する。一方ISO14001認証取得企業は、学校へゲストティーチャーとして招かれ監査の技術を提供する。それらの相互の交流を行政が構築運営し施策として展開していく仕組みである。監査を受けた行政、企業、NPOは学校においてゲストティーチャーとしてボランティアで環境教育、企業教育などの授業を担当する。これにより、個別の市民層を育成している教育プログラムが、地域の子ども、地域の学校を中心に統合されていく。